鉄板日記

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「さが子ちゃん、虐められてみた」を読んで

 

また、よろしくお願いします。

さが子ちゃん、虐められてみた

 

※感想というより、かなり評論気取り寄りのことを言うので注意。

 

是非、あらゆる漫画の一話をひたすら読んで欲しいのだが、大抵の漫画は「世界設定」「キャラクター設定」の紹介に丸々一話を費やしている。

ある程度「説明くさく」なっても、丸々一話使う必要は十分にある。

読者を置いてけぼりにしないためだ。

 

増田は当然、造物主なので彼女たちのキャラクターは理解している思うが、読む側はその瞬間初めて彼女たちに出会うわけなのだから、そこはしっかり「自己紹介」した方がいいと思う。第一印象は大事。

「自己紹介」と言っても、別に「私さが子!ちょっぴりドジな高校1年生!」みたいなストレートな紹介しろと言っているわけではなく(いっそこういうストレートな紹介でもいいのだが)

描写」で彼女たちがどういうキャラなのかをある程度読者にわからせる必要があるだろう。

例えば登場シーンでいきなり転べば「ああ、この子はドジなんだな」と読者は思うだろうし、飯を食ってれば「食いしん坊なんだな」と思うだろう。

単純に身体的特徴で表すのも有効。

たとえば、増田の漫画を読んだ人は福海ちゃんを見て「プライド高そう」「最後にデレそう」あたりの感想を持つだろうし、いた子ちゃんを見たら「優等生っぽい」あたりの感想を持つだろう。

あえて容姿を「いかにも」な風にしておいて、性格は真逆などのギャップを付けたりするのもひとつの手だ。

 

ちなみに、漫画ではないが、アイドルマスターの初コミュが各キャラクター紹介として非常に完成度が高いと自分は思っているので、参考にしてもいいかもしれない。

 

■以下、気になった点羅列

・転校初日というのは、まさに自己紹介するのに打ってつけの設定であるのに、なぜいきなり「転ばされるシーン」から始まるのか。このせいで多くの人が「あれ?ページ読み飛ばしている?」と感じている。

・転校初日なのに、さが子ちゃんが有明干潟クッションした際に(つーか転んだ際に)いた子ちゃんが「さがこちゃあああああん!」と叫んでいるのが気になる。転校初日なのでまるで友達なような反応である。「何この子ーーー!?(ガビーン」とかならわかるのだが…。「理不尽さ」は笑いの大事なポイントだが、このレベルだと「違和感」しか感じないので特に笑いには繋がっていないように思う。

・「ちょっとさが子さん~」から「~熱意は誰にも負けません!」までの流れがいくらなんでも唐突すぎて何がなんだかわからない。

・チェーンソーを出すのが早すぎる。これは全体的に言えることなのだが、緩急とうか、笑いに必要な「タメ」の部分が皆無に等しい。ギャグを畳み掛けるというのは笑いの鉄則ではあるが、いくらなんでも息継ぎがなさすぎる印象。

・「脇から強いガソリンの臭いがするから触りたくない」からと言ってチェーンソーを使う意味がよくわからない…。ので、ここは「だからってチェーンソー使うことなくない!?」と作中でツッコませるべきだと思う。

・「シカトよ!~」から「さわやかにウソ情報!!」までの流れは結構好き。だが、やはりここでもタメを使って、1コマ目「待って!(真剣な顔)」→2コマ目「脇に青森にんにくを挟むと治るらしいよ!」「さわやかにウソ情報!?っていうか脇臭う前提で話し進めるのやめてくれない!?」とかでいい気がする。

・「ここは体育館っていうんだよ~」に対するいた子の返答はもっと捻れる気もするが、いた子はツッコミキャラと見せかけて実際は「我関せず」キャラのようなので、こういう無難な態度で正解なのかもしれない。自分だったらいた子はバリバリのツッコミキャラにしてしまう気がする…(どうもこの漫画いた子の存在価値が薄く感じるので)

・「無視しないで?」から始まるページはなかなか。包丁で刺されるのではなく、いた子と同じようにロープで転ばしたほうが天丼感が出て良かったかも。

・さが子は破天荒というかキ○ガイすぎて…あまり笑えないタイプの情緒不安定さ。個人的に。

・「好きです…付き合って下さい」「うおおおおおおおい!!!」ここの下りが一番笑えた。

・「いいオトコだから~」のゲス発言はもっとゲスな顔させた方がいいと思うでゲス。

・「さらっとダメージ深いアダ名を~」から着替えのシーンに入るが、ちょっと唐突。場面切り替えの前に、切り替え先の場面の全体像(ここならば更衣室の絵)を入れるだけでだいぶ違うと思う。

・「まだ誰ともやったことないって!」の口のゲスさはなかなか。俺だったら目もゲスくするが、このへんは好みの問題か。

・女の子にシモネタ言わせてかつ日常系のほほんやらせるのは、実はかなりウデいると思う。自信がなければ止めたほうが良い。生徒会役員共の人とかすごいよね。

・ストールのネタは、さが子のキチガ…破天荒キャラにしては「迷ってたら先に買われました」という当然のオチすぎていまいち弱い。何故かストールがちくわになっていたとかそれぐらいで良いと思う。

・場面展開した瞬間に喋りだすのは、急に感じる。このページのオチ結構好きだが。

・いきなりさが子が手を降っているという場面転換に違和感がある。俯瞰カメラで夕方三人が歩いているシーン、とかでいいのではないか。

・最後のオチも福海ちゃんのデレが効いていていいと思うが、ありがとうの後にさが子が一言二言あってから請求書を渡すほうがいいと思う。「気にしないでいいよっ!私は福海ちゃんの家来だもんね!」「家来だなんてそんな…こ、これからはお友達として…///」「あ、そうそう!はいこれ!」「?」とか。

・全体の総括として、とにもかくにも急ぎ足すぎるという印象。限られたページで自分のやりたいことを全部やろうとしている感じ。気持ちはわかるが、心を鬼にして「この描写は必要ない」とバッサリ切ることも必要であると思う。具体的に言うと、この漫画は前半は「さが子VS福海ちゃん」という話を主軸にしているが、後半は「福海ちゃんの恋を応援する」という話が主軸になるので、予めどちらかに絞った方がいいように感じた。

 

以上です、色々偉そうなことを言って申し訳ない。

絵描きのはしくれとして、辛辣な意見を貰いかねないはてなと言う場で自分の作品を晒した増田の行動を心より尊敬します。

 

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似ねえ…。